
症状としては、ロックアップに入らないため走行中はエンジン回転数が高めで、パドルシフトのインジケータは「–」表示されることがあったり、「4」までの表示で5速6速に入らない時もあります。
ちなみレヴォーグ、フォレスター、インプレッサ、アウトバック、レガシィなどでも同様の症状が発生しています。(トランスミッション型式: TR580 TR690)


走行中は変速はするものの、エンジン回転数が高めという事でしたので、おそらくロックアップデューティーソレノイドバルブの故障が考えられます。

それではバルブボディを下ろしてソレノイドバルブの単体点検を進めてまいります。





よって故障判定が出来たところですが、なんとこの部品の単体供給がありません…。通常はCVTコントロールバルブボディごとの交換となって高額修理になってしまいますが、僕はあきらめません!笑。
海外の取引先サプライヤーに確認してみると、優良互換品の提供ができるという事です。今後のことも踏まえて早速10個ほどオーダーをしましたので、同様の故障はすぐにでも対応可能です。










テスト走行では、スルスルと気持ちよく加速でき、エンジン回転数も下がりロックアップ機能も正常に動作しています。



ご依頼ありがとうございました。
丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業にどうしても時間がかかってしまいます。
急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにも3日から1週間程度のお時間をいただいております。
どうぞご協力お願いいたします。
● 初めての問い合わせで不安な方
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方
経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。
参考データ・作業内容
レガシィツーリングワゴン (BRG)
施工時走行距離: 124,000 キロ
<スバルCVT変速/ロックアップソレノイドバルブ不良修理>
・ATオイルパン脱着
・コントロールバルブボディ脱着
・ATストレーナー交換
・ロックアップソレノイドバルブ交換
・ATF 10L
スバル車のオートマックでお困りでしたらお問い合わせください。
故障トラブルでお困りの方へ
日本各地へ故障車を引き取りに伺います!!
当社で保険会社のロードサービスをご利用できるようになりました。(利用するにあたって等級が下がることはありません)
・エンジンチェックランプ点灯
・オイル漏れ
・水漏れ
・焦げ臭い
・変な音
・変な振動
・エンジンがかからない
・変速ができない
・変速ショックが大きい
・動かすことができない
・なにかいつもと違う
など…
色々対応できます。
この様な場合、加入されている自動車保険の特約でレッカー搬送および納車が出来る場合がございます。まずはご連絡ください。
※加入されている保険の内容で変わりますので、
お手元に保険証券をご用意いただき、必ず事前にご相談ください。
お手元に保険証券をご用意いただき、必ず事前にご相談ください。
この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。