
メルセデスベンツGLE350d(X166)エンジンチェックランプ点灯での入庫です。
使用するにあたって不具合は見受けられませんが、チェックランプが点灯しているという事は何かしらの故障があるはずです。

メーター内には黄色のエンジンマークのランプが点灯しています。

診断結果は悪評高いNOxセンサーの機能障害。
【診断結果:DTC】
P229F62:NOx センサ 2(シリンダ・バンク 1)に機能障害があります
NOxセンサー自体を修理することはできないので交換するしか方法はありません。しかもSCR触媒マフラーの前後に2個ついていて1個10万円はする高額部品。互換品も販売されておりますが信頼性は低く交換してもすぐにチェックランプ点灯することなんてザラ。純正品ですら1年足らずで再点灯という事があるので困ったものです。
今後の再発防止も含めてお客様とカウンセリング。希望されるアドブルーとNOx無効化の作業を進めてまいります。


静電気に注意しながらECUを取り外します。


FLEXとECUを接続。


オリジナルノーマルデータを読み出して、2重、3重にバックアップ。何らかのトラブルが発生しても元に戻せるよう体制を整えております。


先ほどのオリジナルデータを編集、そしてアドブルーNOx故障対策のデータをインストール。

データインストールが終わりましたら後処理としてアドブルーモジュールとNOxセンサーの切り離しが必要です。それぞれにアクセスしてコネクターを外します。

点灯していたチェックランプも消えて、テスト走行も問題ありません。

診断機でもエラーは検出されず、赤枠で囲ったAdBlue走行可能距離予測は2400kmを表示。このECUは撤廃が正常に完了するとこちらの数値になります。
今後この数値はいくら走行しても減ることも増えることもありません。機能が完全に停止している状態です。
これまでのアドブルーNOx撤廃作業で手元にはかなりのデータが蓄積されており、入念に思考深く分析したり試行錯誤した結果、高度に熟達しつつある技術になろうとしてます。これもひとえに
師匠のおかげでございます。
ご依頼ありがとうございました。
今回の作業は部品の調達に時間がかかったり、チェックランプ点灯の裏に隠された重大エラーの事などを踏まえた作業となりますので、ご理解いただければ幸いです。
メルセデスベンツ以外でもBMWやフォルクスワーゲンなども対応可能な場合がありますので、NOxやアドブルーでお困りでしたらお問い合わせお待ちしております。
丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業にどうしても時間がかかってしまいます。
急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにも1~2週間程度のお時間をいただいております。
どうぞご協力お願いいたします。
● 初めての問い合わせで不安な方
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方
経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。
重ねてお伝えいたしますが、これを「修理です」とは言えない作業だと思っています。NOxセンサーにしてもAdBlue関連の部品にしてもかなり高額である上に、長期欠品が続く中で直したくても直せないトラブルになります。それをプログラムで少し「調整」してあげるというものです。
こんな状況下でチェックランプが付いたまま乗り続けることで怖いのが、点灯している原因や内容を把握しているけれど、他の重大なエラーを見逃してしまうことです。
敏感に反応する所を少し調整してあげることで、重大なトラブルが生じた際にはきちんとドライバーさんにお知らせしてくれるという、本来あるべき「エンジンチェックランプ」としての機能を取り戻す作業です。
こちらの作業を希望される方は、この内容をご理解いただければ幸いです。
この技術・情報はまだまだ発展途上の所もあります。
殆どが成功し続けて行く中、それでもごくごく稀にエラーが消えないとか、スターターロックが再発動するとか、そんな事が起こるのがゼロではありません。
この一連の作業内容ができるネットワークは今や10社以上に広がり、さらに広がる可能性を秘めています。そしてお互いに情報を共有しつつ、時にはトライ&エラーを続けながら全員で前に進んでいます。
現況では完璧に仕上がった技術では無い事や、もしかするとその「ごく稀」な案件に当たってしまう事もあるかも知れません。不本意ながらご迷惑をおかけしてしまう事だってあると思います。
そんな時こそそのネットワークを駆使し、施工している仲間たちで知恵を絞り出し合って、精一杯対応させて頂きます。全員が本気で取り組んでいますので、暖かい気持ちで見守っていただければ幸いです。
もちろん、その様な事が起こらない様に、日々学び、日々ステップアップし続けていますので、もし「依頼してみたい」と思って頂けた方は、お問い合わせ下さい。
参考データ・作業内容
メルセデスベンツ GLEクラス GLE350d (X166)
・AdBlueシステム故障対策プログラムインストール
・NOxセンサー故障対策プログラムインストール
アドブルーとNOxでお困りでしたらお問い合わせください。
故障で動かせないときは、引き取りに伺います
ご加入の自動車保険(任意保険)のロードサービスを使って、ご自宅や現地から当店までレッカーで搬送できます。遠方の方もご相談ください。
こんな症状のときに
修理後の納車や、修理期間中のレンタカーも、保険の付帯サービスで使える場合があります。
内容はご加入の保険によって異なります。お手元に保険証券をご用意のうえ、必ず事前にご相談ください。
修理費用によっては、お乗り換えも選択肢です。故障したままの状態でも買取できます。
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この記事を書いている人
オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。
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