群馬県渋川市のお客様より修理のご依頼です、車はインプレッサ WRX STI A-Line。
お問い合わせは内容は、
走行中にAT OIL TEMP点滅とVDC、ABSの警告灯が点灯。現在警告灯は消灯し走行は可能です。以前からシフトのPレンジからDレンジに入れた際に衝撃があることが何度もあり、2速から1速にシフトダウンする時にも衝撃がありました。タービン回転センサーの故障ではないかと思ったので修理を依頼したいです。
との事でお預かりしました。
走行距離はまだ7万キロ台なのに、、
確認してみると、お客様の申告通りかなり大きな変速ショックがあります。停車中のDレンジ切り替えでショックがここまで顕著にあらわれるのは稀です。それとともに走行中でも同様の症状も確認。
診断機での結果はTCMエラーが直接的に入っていませんが、コミュニケーション関連のエラーが残っていますので、ほぼタービン回転センサー2の故障で間違いないでしょう。

ドレンボルトを外してオイルを排出。

取り外したコントロールバルブボディは汚れを洗い流して、、

新品と交換。ココが肝心なセンサー部です。
ストレーナーも新品に交換。
ハウジング内もできる限り洗い流します。

オイルパンやマグネットには大量の鉄粉。すでに収集できないほど飽和状態です。

キレイに洗浄すれば再使用可能です。
バルブボディを組付けてオイルパンを元に戻します。

今回、圧送交換しませんがトルコン太郎でATFを充填。
タービン回転センサー2の交換は終わりましたが、診断機での作業がの残っていますのでこのまま続けます。

指示に従い車を操作。学習が完了。
PレンジからDレンジ切り替え時や走行時の変速ショックは無くなり、スムーズな変速に戻りました。
AT学習も終わりましたので、これで修理完了となります。
診断結果もオールクリア。
ご依頼ありがとうございました。
スバル5AT変速ショック系の修理事例集はこちらです。

エクシーガクロスオーバー(YAM) ロックアップソレノイドの故障で多数の警告灯が点灯 P2764

丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業にどうしても時間がかかってしまいます。

急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにも1週間~2週間程度のお時間をいただいております。

どうぞご協力お願いいたします。

● 初めての問い合わせで不安な方
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方

経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。

参考データ・作業内容

スバル インプレッサ (GRF)
施工時走行距離: 77,300 キロ

<スバル5AT変速ショック故障修理>

・タービン回転センサー2交換
・ATストレーナー交換
・ATF 10L

スバル車のオートマチックの故障でお困りでしたらお問い合わせください。
048-798-2922
(受付時間 月~土 9:00~18:00)

故障トラブルでお困りの方へ
ご自宅・現地まで引き取りに伺います!!

当社で保険会社のロードサービスをご利用できるようになりました。
・ご利用は無料
・等級に影響なし
・保険料に影響なし

・エンジンチェックランプ点灯
・見慣れない警告表示やランプ点灯
・オイル漏れ
・水漏れ
・焦げ臭い
・変な音
・変な振動
・エンジンがかからない
・変速ができない
・変速ショックが大きい
・動かすことができない
・なにかいつもと違う
など…

色々対応できます。
この様な場合、自動車保険(任意保険)の付帯サービスで弊社工場までのレッカー搬送、修理完了後の納車、修理期間中レンタカーのご利用が可能です。
遠方でもお客様への負担なく対応できますので、まずはご連絡ください。
※ご加入されている保険内容により変わりますので、
お手元に保険証券をご用意いただき、必ず事前にご相談ください。

この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介

オートプラネット篠塚真介

埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。