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レガシィツーリングワゴン(BR9) 5AT スバル車の変速ショック修理事例-タービン回転センサーP1710

レガシィツーリングワゴン(BR9)

千葉県松戸市のお客様より、レガシィツーリングワゴン(BR9)5ATの故障修理のご依頼です。

症状はものすごい大きな変速ショックがあるとのことです。弊社へ入庫される前にスバルディーラーにて点検をしてもらった結果、

「走行距離も15万キロを超えていることもあり、トランスミッション内部の摩耗によりオイルが汚れている為」との見解です。オーナー様は納得ができず弊社へ相談があり、その後入庫となりました。
この修理に必要な「ハーネスSUB ASSY」は、現在、弊社で常時20個以上を在庫しています。部品の入荷を待つことなく、修理に取りかかれます。

早速その症状を確認するため試乗へと向かいましたが、15分経過してもその症状は確認できません。マニュアルモードにしてみたり、SIクルーズを変えてみたりしても、いたって普通に走行できています。

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そのときです、何かにぶつかったような大きなショックがありました。あまりの大きさに「あっ!」と声が出てしまったほどです。これは変速ショックとは呼べるものではなく「かなり大きな衝撃」と言っていいレベルの症状です。

このまま工場に戻る際に2度目のショックが来たら怖かったので、変速させないようにマニュアルモードで1速に固定しゆっくり戻りました。
変速ショックとは呼べないレベルの「衝撃」がオイルの劣化で起こるものなのか???きっと起きないと思います。
診断機でタービン回転センサー2の故障コード

診断機で現在の車両状態を確認します。

DTCコード: P1710
記憶されていたのはタービン回転センサー2。常に故障しているわけではなく、何らかのタイミングで信号が途切れて油圧の制御がうまくいかず、変速ショックが起きるのだと推測します。
この故障は新車保証延長の対象でしたが、ギリギリ間に合わず今回は実費での修理対応となります。なんともやりきれません。メーカーさんも故障原因がわかっているのでしたら、もう少し柔軟に対応してほしいものですね。
5速オートマチックトランスミッションを搭載するのは、インプレッサの他に、レガシィ、エクシーガ、フォレスター、アウトバックなど多岐にわたり現在までに50台以上の修理をしてきました。
レガシィツーリングワゴン(BR9)の下回りの様子

部品も入荷しましたし、作業を進めます。

レガシィツーリングワゴン(BR9)オートマオイルの抜き取り

まずはATFの排出をします。

レガシィツーリングワゴン(BR9)ATオイルパン。

オイルパン底部には残留フルードがありますので、こぼさないようにゆっくりと外します。

レガシィツーリングワゴン(BR9)バルブボディ下側

バルブボディとストレーナーが見えました。

レガシィツーリングワゴン(BR9)バルブボディ取り外し作業

接続されているハーネスを切り離して、取付ボルトを緩めバルブボディを取り外します。

レガシィツーリングワゴン(BR9)のバルブボディ

バルブボディが降りました。

レガシィツーリングワゴン(BR9)ハーネスサブassy

このハーネスを交換いたします。

レガシィツーリングワゴン(BR9)新品ハーネスサブassy

新品のハーネスサブassy。こちらに交換します。
部品番号:30922AA010

バルブボディ本体はできる限りパーツクリーナーで洗浄します。

見える範囲のみになりますがトランスミッション内もキレイに洗浄。

キレイに洗浄も終わりましたのでバルブボディを元に戻します。

ATストレーナーです。こちらは単体供給がありませんが弊社は入手できますので交換が可能です。

取り外したオイルパン。見る限り走行過多による摩耗粉やスラッジは見当たりません。

鉄粉の量は適正範囲内です。

キレイに汚れを落とせば新品同様です。

マグネットは定位置にセット。液体ガスケットを塗布。この液体ガスケットの量の加減が意外と難しいんです。少なすぎても多すぎてもダメ。適量を塗布しないと後々トラブルにもなります。

オイルパンを元に戻します。取付ボルトはトルクレンチでしっかりと締付。

ドレンボルトガスケットは新品に交換。

抜けたオイル量は6.2リットルでした。

この車の総油量は9.6リットル。この時点で約全体の65%が新油に入れ替わったことになります。

バルブボディを下ろしてハーネスを交換終わりフルードも入れましたので、ここでATの学習作業を行いたいと思います。

診断機の指示に従って作業をします。

特に難しいことはありません、画面の指示に従って進めるだけです。

AT学習が正常に終わりました。

ひとまずこれですべての作業が完了しました。試乗をして症状が改善しているか確認をします。

15分、30分、1時間と試運転をしましたが、変速ショックは無くなり、とってもスムーズになりました。

いろいろ分解もしましたしATFの入れ替えもしたので、再度診断機で各部のチェック。車両システムにエラーはありません。

タービン回転センサー2修理後の手紙

後日お客様より修理後の報告をいただきました。

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ミッションの故障

15万キロを走行していますが、走行中に車の床に固いものがぶつかったような衝撃が起きました。なにが起こったかと思いましたが、その後はそのようなことがありませんでしたが、今年にはいり、衝撃が頻繁に起きるようになってためスバルデイラーに持ち込み点検してもらう。結果は「オートマ・ミッションの摩耗によるオイルの汚れ」と言われた、修理を依頼したが、交換修理をしても効果が保障できない」と言われ修繕をあきらめる。

 そこでインターネットで調べると、スバルレガシーの同じような故障が生じている事。購入10年以内であれば実質リコールをしていたことが判り、そのための交換や修繕をする工場が判明する。そこでオートプラネット社を知り価格や経験などを参考に修繕の依頼をした。

修繕後に130キロ走行したが異常無しであった、修理経過を写真入りで説明があるので修繕前と後が分かりやすい。

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このような報告は僕たち整備士にとって何にも代えがたいうれしい瞬間です。

ご入庫ありがとうございました。

オートプラネットでは丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業に時間がかかっています。急いで作業を行えばヒューマンエラーということも起こりえます。

ミスを無くすためにもATF圧送交換作業の期間は、3日から1週間程度のお時間をいただいております。

どうぞご協力お願いいたします。

● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方
● 初めての問い合わせで迷っている方

経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。

参考データ・作業内容

レガシィツーリングワゴン (BR9)
施工時走行距離: 158000キロ

<修理内容>
・タービン回転センサー2(ハーネスSUBASSY)交換
・ATストレーナー交換
・ドレンボルトガスケット交換
・ATF

P1710など5ATの変速ショック・センサー異常でお困りではないですか?

走行中に突然「ガンッ!」と衝撃が出る5速ATのトラブルは、ミッション本体ではなく内部のセンサーやバルブボディが原因のことがほとんどです。

Auto Planetでは、高額なミッション載せ替えではなく、センサー交換とバルブボディのピンポイント整備で、症状を改善します。

お電話でのご相談:0480-47-0739

(受付時間 火~土 9:00~17:00)

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故障で動かせないときは、引き取りに伺います

ご加入の自動車保険(任意保険)のロードサービスを使って、ご自宅や現地から当店までレッカーで搬送できます。遠方の方もご相談ください。

  • ご利用は無料
  • 等級に影響なし
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こんな症状のときに

  • 警告灯・警告表示
  • エンジンがかからない
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修理後の納車や、修理期間中のレンタカーも、保険の付帯サービスで使える場合があります。

内容はご加入の保険によって異なります。お手元に保険証券をご用意のうえ、必ず事前にご相談ください。

修理費用によっては、お乗り換えも選択肢です。故障したままの状態でも買取できます。
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この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介

オートプラネット篠塚真介

埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。

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コメント Comments

コメント一覧

  • 新井 がコメント

    2022年3月16日 4:47 AM

    初めまして、コメント失礼致します。

    検索からヒットしましてご相談させて頂きたいのですが、現在当方も全く同じ症状が発生している状態です。
    延長保証外、その他年式、グレードなども記事の車両と全く同じと思います。

    ディーラーにて相談済なのですが、やはりその場では
    症状が出ません状態で、
    結果[今後も変速ショックがあればコンピューターに履歴が残る、もしくは警告灯が点灯するのでそうなるまで乗っていて下さい]と言われ半年以上経過しています。

    質問なのですが、この症状で警告灯などは点灯するのでしょうか?追突されたような大きなショックですので、いつか点灯する時はATに致命的な症状に発展した時では?と考えてしまいます。

    お手隙な際にでもご回答頂けると助かります。
    宜しくお願い致します。

    • オートプラネット篠塚 がコメント

      2022年3月16日 10:48 AM

      新井さま

      コメントありがとうございます。

      >この症状で警告灯などは点灯するのでしょうか?
      かなりの台数の修理をしてきましたが、この症状で警告灯の点灯している車両はありませんでした。

      >追突されたような大きなショックですので、いつか点灯する時はATに致命的な症状に発展した時では?と考えてしまいます。
      かなり大きなショックで、とても乗っていられる状態ではないですよね。この症状が確認できれば、まず間違いなくタービン回転センサーの不具合によるものです。またコンピュータに故障履歴が残っている時と、残っていない時、両方ありました。

      ミッションだけではなく、トランスファや前後のデファレンシャルにも負担がかかるので、早めの修理をされた方がよろしいかと思います。

      ご不明な点がございましたら、遠慮なさらずに連絡をいただければ幸いです。

  • 和田 がコメント

    2022年7月12日 3:08 AM

    すみません。エアートレックで調べて出てきたのですが、車両はあるはずないですよね?

    • オートプラネット篠塚 がコメント

      2022年7月13日 9:17 AM

      ご連絡ありがとうございます。エアートレックの修理に関してという事でしょうか?

  • 甲 がコメント

    2023年8月24日 2:15 PM

    はじめまして、レガシィBM9を所有しており変速ショックでハーネスを交換予定なのですが、どうしてもATストレーナーが手に入らず困っております。
    可能であればストレーナーだけ販売していただけないでしょうか?
    宜しくお願い致します。

    • オートプラネット篠塚 がコメント

      2023年8月25日 6:51 AM

      ご連絡ありがとうございます。恐れ入りますが、お車の情報をこちらのフォームにご入力いただき送信していただけますでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。
      https://www.auto-planet.biz/blog/contact/

  • 小林 がコメント

    2024年10月8日 9:05 AM

    はじめまして、BP5前期Bですが夏くらいからスポーツモードランプ点滅で4速固定がたまにでてP0758でソレノイドB回路の診断結果でATF50%入れ替えを2回行い改善されず新品のソレノイドBを海外から購入オイルパン脱着バルブボディーを外し清掃とソレノイド入れ替え後リセット、エラーコード出ずに試運転て再発今度はP0756.p0766. p0758の3つが出ました。時間を置けば普通に変速して普通に走れますがある程度走ったところで信号待ちのためブレーキを踏んで停止した所、4速固定になりまたは、順調に目的地に到着しエンジンを停止、戻ってエンジンをかければスポーツモードランプ点滅で4速固定から始まります。翌朝は普通にかかり同じ症状が毎日ループしています。これってバルブボディー取り替えで直る故障でしょうか?
    それともATFがどこかで詰まってるのかと疑ってますが治るものなのでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • オートプラネット篠塚 がコメント

      2024年10月9日 1:09 AM

      お問い合わせありがとうございます。恐れ入りますが、お車の詳細情報をお知らせいただけますでしょうか?下記のフォームより各項目をご入力の上、送信してください。どうぞよろしくお願いいたします。
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