
メルセデスベンツGLC350d(X166)。現在メーター上にエンジンチェックランプが表示されています。
当方も、記事同様の状況となっており、ディーラーに見積もりした際に高額になって困っておりました。出来れば詳細のお話と復活??させる為のお見積もりを頂ければと思いご連絡させていただきました。とのことです。
故障している部品の交換で修理対応する方法もございますが、なにゆえ高額という事と世界的にに部品の欠品状態が続いていて、修理しづらい状況下にあり、仮に修理をした後でも、また同じような故障することも稀ではありません。
お客様はすぐにでも車を使用する必要があるため、今回はアドブルーシステムのキャンセル(除去)をする方向を提案したところ、快く承諾いただきましたので作業を進めて参りたいと思います。


エンジンチェックランプを点灯させているのはアドブルー液(尿素水)をタンクから供給するためのポンプの故障です。
【診断結果:DTC】
P204F96:AdBlueシステム(シリンダ・バンク 1)に機能障害があります
P14031F:’AdBlueコントロール・ユニットに機能障害があります
P13DF09:AdBlueシステムに機能障害があります。構成部品の故障があります
P13E400:AdBlueシステムの機能障害のため残りの走行距離が制限されています
P13DF00:AdBlueシステムに機能障害があります
P208B00:AdBlueサプライ・ポンプのアウトプットに機能障害があります
走行距離はまだ2万キロなのに、もう故障だなんてやっぱり交換しても、故障に悩まされるのは必須かもしれません…。



OM642エンジン。通常はフロントフェンダー内にECUが設置されていますが、このモデルはエンジンルーム内にありました。


まずは現在のオリジナルデータをフルバックアップ。これで何があっても元に戻すことができるので安心です。


現在エラーのあるデータを解析。アドブルーキャンセル用(無効化)プログラムデータ作成してFLEXで書き込み。


データの書き込み後はアドブルーモジュールの切り離し等の作業を行いテスト走行です。

メーター上のチェックランプは消灯、エラーもありません。

メルセデスベンツ専用診断機XENTRYで総合チェック。異常は見当たりません!

ご依頼ありがとうございました。
先にも申し上げましたが、今回の作業は部品の調達に時間もかかりますし、チェックランプ点灯の裏に隠された重大エラーの事などを踏まえた調整作業となります。
メルセデスベンツ以外でもBMWやフォルクスワーゲンなども対応可能な場合がありますので、NOxやアドブルーでお困りでしたらお問い合わせお待ちしております。
丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業にどうしても時間がかかってしまいます。
急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにも1~2週間程度のお時間をいただいております。
どうぞご協力お願いいたします。
● 初めての問い合わせで不安な方
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方
経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。
重ねてお伝えいたしますが、これを「修理です」とは言えない作業だと思っています。NOxセンサーにしてもAdBlue関連の部品にしてもかなり高額である上に、長期欠品が続く中で直したくても直せないトラブルになります。それをプログラムで少し「調整」してあげるというものです。
こんな状況下でチェックランプが付いたまま乗り続けることで怖いのが、点灯している原因や内容を把握しているけれど、他の重大なエラーを見逃してしまうことです。
敏感に反応する所を少し調整してあげることで、重大なトラブルが生じた際にはきちんとドライバーさんにお知らせしてくれるという、本来あるべき「エンジンチェックランプ」としての機能を取り戻す作業です。
こちらの作業を希望される方は、この内容をご理解いただければ幸いです。
この技術・情報はまだまだ発展途上の所もあります。
殆どが成功し続けて行く中、それでもごくごく稀にエラーが消えないとか、スターターロックが再発動するとか、そんな事が起こるのがゼロではありません。
この一連の作業内容ができるネットワークは今や10社まで広がり、まだ更に広がる可能性を含んでいます。そしてお互いに情報を共有しつつ、時にはトライ&エラーを続けながら全員で前に進んでいます。
現況では完璧に仕上がった技術では無い事や、もしかするとその「ごく稀」な案件に当たってしまう事もあるかも知れません。不本意ながらご迷惑をおかけしてしまう事だってあると思います。
そんな時こそそのネットワークを駆使し、施工している仲間たちで知恵を絞り出し合って、精一杯対応させて頂きます。全員が本気で取り組んでいますので、暖かい気持ちで見守っていただければ幸いです。
もちろん、その様な事が起こらない様に、日々学び、日々ステップアップし続けていますので、もし「依頼してみたい」と思って頂けた方は、お問い合わせ下さい。
参考データ・作業内容
メルセデスベンツ GLS350d Bluetec (X166)
施工時走行距離: 20,700 キロ
<アドブルーシステムとNOxセンサーの故障対策プログラム>
・アドブルーシステムキャンセルプログラムインストール
・NOxセンサーキャンセルプログラムインストール
アドブルーとNOxでお困りでしたらお問い合わせください。
故障で動かせないときは、引き取りに伺います
ご加入の自動車保険(任意保険)のロードサービスを使って、ご自宅や現地から当店までレッカーで搬送できます。遠方の方もご相談ください。
こんな症状のときに
修理後の納車や、修理期間中のレンタカーも、保険の付帯サービスで使える場合があります。
内容はご加入の保険によって異なります。お手元に保険証券をご用意のうえ、必ず事前にご相談ください。
修理費用によっては、お乗り換えも選択肢です。故障したままの状態でも買取できます。
故障車・不動車の買取査定はこちら
この記事を書いている人
オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。
コメント Comments
コメント一覧
㈱ENG がコメント
2024年2月23日 9:50 AM
お世話になっております。
先日ML350のアドブルーをなかった事にする?お見積り件でご連絡させていただいた車屋です。
予約をしたいのですがお電話いただけますでしょうか?
日程は3/20以降でお願いしたいです。
ご連絡をお待ちしております。
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