車検と同時にオデッセイ(RB1)のCVTF圧送交換です。
本日は埼玉県さいたま市のD社さまからご依頼いただきました。

早速、車両をリフトで上げて作業していきます。

車両下側から見た状態です。

オイルを抜くドレンプラグが見えます。オイルを抜いていきましょう。

圧送交換する時に分かりやすく比較用に採取しておきます。

外したドレンプラグも確認してみると鉄粉がビッシリと付着していました。

これはドレンプラグ先端が磁石になっている為でミッション作動中に出る鉄粉やゴミを吸着しています。

しっかりと仕事をしてくれていますね。

多くのホンダ車はご覧のようにATオイルパンがありません。車種によりフィルターが設定されているものがありますが、ごく一部の車両のみです。

ストレーナーもありませんので、できることはドレンボルトにマグネットがついていますので、こちらの清掃のみとなります。綺麗に掃除をして取付けます。

トルコン太郎を接続して圧送交換の準備をしていきます。

まず最初に抜けた分のオイル量を充填していきます。

交換設定量を5リットルにして圧送交換を開始です。

1回目が終わりました。

まだ多少汚れがありますし、徹底的にキレイにして欲しいというご依頼ですので2回目の交換に入ります。

同じように設定量を5リットルに合わせて開始。

右端の廃油モニターも赤く綺麗に変化してきました。

比較用に採取していたものと見比べると差は歴然ですね。

このまま30分間クリーナーモードでアイドリングさせて余分な汚れをフィルターで除去していきます。

中のフィルターが透き通って見え左側の新油と同じくらい綺麗になりました。

これで作業は終了になります。

最後に走行テストをしてコンピュータ診断機で異常がないかを確認いたします。

エラー無し、問題はありません。

納車後、お客様から下記のコメントをいただきました。

「交換前に比べて、あきらかにスムーズな加速でアクセルが軽くなったようです。
すこし踏み込むだけであっという間に、法定速度に達してしまいます!
また燃費も確実に向上しています、今回、CVTF交換をして本当に良かったです。
ありがとうございました!」

このようなコメントは僕たち整備士にとってうれしい報告です!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたいます。

参考データ・作業内容

ホンダ オデッセイ(RB1)
走行距離: 111,400km

CVTF圧送交換一式

・オイルドレンプラグガスケット交換
・ATF 16.5L

■ 今回のご請求額は、46,200 円(税込)となっております。

ご依頼ありがとうございました。
国産車に限らず輸入車でも対応可能な車種は多々ございます。メルセデスベンツ、BMW、ポルシェなど幅広く対応していますので遠慮なさらずにお問い合わせください。

この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介

オートプラネット篠塚真介

埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。