本日は、ポルシェ911のヒーターコントロールバルブから水漏れ修理の様子です。

以前、トルコン太郎でのATF圧送交換の作業中に水漏れに気づき、お客様に報告そして修理依頼となりました。

漏れている箇所はトランスミッション後方付近にあるヒーターコントロールバルブ。

よく観察するとバルブの継ぎ目ではなく、フラップを動かすリンクロッドの摺動部分から漏れ出ています。修理はできそうもありませんので交換での対応となります。

接続されているヒーターホース、アクチュエータのコネクタをはずし、ヒーターコントロールバルブを取り外します。

水漏れしているヒーターコントロールバルブ。

こちらは新品。

実はこのパーツ、メルセデス・ベンツやアウディと共通部品を使用しています。部品番号は違えども、製品の品質は一緒のようです。面白いのがメーカーごとに値段もそれぞれ違います。ちなみに一番高いのはポルシェ。もちろん社外の優良品などもございますが、ここでは信頼のためと、他メーカー使用している品番不明なのでポルシェ純正を使用します。

ヒーターホース、アクチュエータのコネクタを接続。部品の取り付けはこれで完了ですが、少し面倒であるLLCのエア抜きが残っております。


通常はエンジンをかけてエア抜きをおこない、冷やして再度エンジンをかけてエア抜きという作業を繰り返します。この作業に大体1日位はかかってしまいます。特にポルシェ911はリヤエンジンですし、ヒーターの水回りはフロントにまで達しているため、なかなかエアが抜けづらい車種となります。

ですが、このエア抜きを簡単に短時間でおこなえるツールがあります。

こちらのLLCチャージャーを使用すると15分程度で完了する優れものです。

あっという間に終わり、今回の修理は完了です。

時代に合わせ、色々なツールを使用することによって確実にそして正確に整備や修理ができるようになってきています。

それにあわせ僕たち整備士も便利なツールを最大限活かせるよう日々の努力も必要ですね。

ご依頼ありがとうございました。


<文章/篠塚真介>
<作業・撮影/篠塚真介>

この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介

オートプラネット篠塚真介

埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。

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