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三菱ふそうキャンター AdBlueとNOxセンサー故障対策用の調整プログラムインストール 6FF1FF A20C02

三菱ふそう キャンター エンジンは4P10。
東京都江東区のお客様よりアドブルーNOx関連のトラブルでお問い合わせがありました。

内容は、
都内を走行中にエンジンとアドブルーのチェックランプが点灯。三菱ふそうの工場で見てもらったところNOxセンサーのエラーを検出。
NOxセンサーを交換するとかなり費用が掛かるので、いったん警告灯を消すのでしばらく様子を見てくださいとのことでした。
その後、同じ症状で何度か対応してもらったようですが、ディーラーさんでの対応可否は分かれるところであります。修理をすると高額なためチェックランプが点灯したらその都度エラーを消去して乗り続けてください。とも受け取れますよね、、、

メーター内にはエンジンとアドブルーチェックランプが点灯していて、

A20C02 6FF1FF

診断結果はNOxセンサーのエラー。

【診断結果:DTC】
A20C02:構成部品 ‘NOx センサ’ に断線あるいはショートがあります
6FF1FF:システム・インフォメーション 7
お客様はNOxセンサーの交換やアドブルー関連の修理ではかなりの費用が掛かるという事を認識しているようで、今回はご希望でアドブルーの無効化、NOxの鈍化の方向でお話しが進みまして、こちらの作業を進める形となりました。

このキャンターのECUは外部端子からの読み出しには対応していないため、データを吸い出すにはECU内部の端子にアクセスが必要です。これをブートモードと言います。

専用のツールを使用して読み出しの準備。

細かな作業なので慎重にアクセスポイントを見つけてニードルの先端を設置させます。

無事にオリジナルデータの読み出しに成功。

入庫したすべての車両は、今後なにかあっても元に戻せるように、2重、3重にもバックアップして保存してあります。

オリジナルデータをベースにアドブルーNOx対策用プログラム作成。

出来上がったプログラムを書き込みます。無事に終了。

データ書き込み後は診断機で各項目のチェック、エラーはございません。

エンジンとアドブルーのチェックランプも消えました。

最後は30キロほど試運転をして完成です。

ご依頼ありがとうございました。
今回の作業は部品の調達に時間がかかったり、チェックランプ点灯の裏に隠された重大エラーの事などを踏まえた作業となりますので、ご理解いただければ幸いです。
メルセデスベンツ、BMWやフォルクスワーゲンなども対応可能な場合がありますので、NOxやアドブルーでお困りでしたらお問い合わせお待ちしております。
丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業にどうしても時間がかかってしまいます。

急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにも1~2週間程度のお時間をいただいております。

どうぞご協力お願いいたします。

● 初めての問い合わせで不安な方
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方

経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。

重要な補足説明

毎回お伝えしていますが、この作業は「修理」とは言えないと考えています。

NOx・AdBlueの部品は、どちらも高額なうえに欠品していることが多く、「直したくても直せない」状態でお困りの方を数多くお見受けします。そこで、プログラムを少し“調整”したり、部品が入荷するまで動かせないお車に限って、一部の機能だけを一時的に“撤廃”したりして、お車を使えるようにするのがこの作業です。

エンジンチェックランプが点いている原因がわかっていても、NOxやAdBlueの警告で点灯し続けている状態では、まったく別の重大なトラブルが起きても、ドライバーさんは気づくことができません。

そこで、過敏に反応する設定になっている“閾値(いきち)”に少しだけ幅を持たせ、チェックランプの点灯を一時的に抑えます。本当に重大なトラブルが起きたときに早く気づけるよう、チェックランプ本来の「お知らせ」の役割を取り戻すための作業です。

部品が欠品・納期未定で車が動かせない(スターターロックが作動してエンジンがかからない)ときなどに、部品が届くまでの一時的な緊急対策として行うものです。部品が入荷したら、元のプログラムに戻して部品を交換することをおすすめしています。ご依頼の際は、この点をご理解ください。

この技術は、まだ発展途上です

ほとんどのお車で成功していますが、ごくまれに、エラーが消えない、スターターロックが再び作動するといったことが起こる可能性は、ゼロではありません。

この作業ができるネットワークは、今では10社まで広がり、これからも広がっていく見込みです。お互いに情報を共有し、ときにはトライ&エラーを重ねながら、全員で前に進んでいます。

まだ完璧に仕上がった技術ではないため、その「ごくまれ」なケースに当たり、ご迷惑をおかけしてしまうこともあるかもしれません。そんなときこそネットワークを生かし、施工する仲間たちと知恵を出し合って、精一杯対応いたします。全員が本気で取り組んでいますので、温かく見守っていただければ幸いです。

もちろん、そうしたことが起こらないよう、日々学び、腕を磨き続けています。「依頼してみたい」と思っていただけたら、お気軽にお問い合わせください。

オートプラネット 篠塚

参考データ・主な作業内容

三菱ふそう キャンター (FBA20)
施工時走行距離: 91,700 キロ

・アドブルー調整/NOxセンサー鈍感化プログラムインストール

よくあるご質問(Q&A)

Q. 三菱ふそうキャンターでエンジン警告灯とアドブルー警告灯が同時に点灯する原因は?
A. NOxセンサーの不具合が代表的な原因のひとつです。今回のキャンター(FBA20)では診断機でA20C02『NOxセンサの断線あるいはショート』が検出されました。あわせて6FF1FF『システム・インフォメーション7』も入力されていました。

Q. NOxセンサーのエラーは警告灯を消すだけで直りますか?
A. エラーを消去しても一時的に消えるだけで、根本原因が残っていれば再点灯するケースが多いです。今回のお客様も他店で何度かエラー消去の対応を受けていましたが、同じ症状を繰り返していました。

Q. アドブルー(NOx)対策プログラムとはどんな作業ですか?
A. ECUのオリジナルデータを読み出し、それをベースに対策用プログラムを作成して書き込む作業です。今回のキャンター(エンジン4P10)は外部端子からの読み出しに対応していないため、ECU内部端子にアクセスする『ブートモード』でデータを読み出しました。元に戻せるよう、オリジナルデータは複数バックアップして保存しています。

Q. 作業にはどのくらいの期間がかかりますか?
A. 部品の調達やチェックランプの裏に隠れたエラーの確認などを含め、1〜2週間程度のお時間をいただいています。

Q. 三菱ふそう以外のメーカーも対応できますか?
A. メルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲンなども対応可能な場合があります。アドブルーやNOxでお困りの際はお問い合わせください。

アドブルーとNOxでお困りでしたらお問い合わせください。
0480-47-0739
(受付時間 火~土 9:00~17:00)

故障で動かせないときは、引き取りに伺います

ご加入の自動車保険(任意保険)のロードサービスを使って、ご自宅や現地から当店までレッカーで搬送できます。遠方の方もご相談ください。

  • ご利用は無料
  • 等級に影響なし
  • 保険料に影響なし

こんな症状のときに

  • 警告灯・警告表示
  • エンジンがかからない
  • 変速できない・ショックが大きい
  • オイル漏れ・水漏れ
  • 異音・振動・焦げ臭い
  • いつもと何か違う

修理後の納車や、修理期間中のレンタカーも、保険の付帯サービスで使える場合があります。

内容はご加入の保険によって異なります。お手元に保険証券をご用意のうえ、必ず事前にご相談ください。

修理費用によっては、お乗り換えも選択肢です。故障したままの状態でも買取できます。
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この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介

オートプラネット篠塚真介

埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。

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コメント Comments

コメント一覧

  • ハヤミ がコメント

    2025年11月19日 7:21 AM

    HP拝見しました。

    警告灯が出て三菱ふそうで消してもらってる状態です

    大阪府ですが対応可能ですか?

    返信お待ちしています

    平成25年3月 ニッサン(キャンターのOEM)

    原動機の型式4P10

    型式  TPG-FBA5W

    • オートプラネット篠塚 がコメント

      2025年11月19日 7:26 AM

      お問い合わせありがとうございます。内容からすると対応できる見込みです。
      お手数ですが、下記フォームへご入力のうえ送信をお願いいたします。
      https://www.auto-planet.biz/blog/contact/

  • 三喜興産合同会社 ジョウタ がコメント

    2026年1月26日 9:58 AM

    HP拝見致しました。

    以前よりアドブルーセンサー故障でたまに上がってディーラーに入れると満タンに入れて気にせず走って下さいと返答有りました。このような事が2度ほどあり、本日引取に行った際に、今NOXセンサーエラー出ました。と言われた物の、アドブルーが1000キロで10L無くなるから見て欲しいと伝えても4P10は普通です。と言われて見てくれない状態で信用が出来ないので引き取って来ました。走行には支障は無さそうです。

    HPを見た所、アドブルー自体を無効化する様な形でしょうか?その際、車検の排ガスや黒煙検査はクリア出来るでしょうか?またNOX自体は元より幅を持たせるという認識でよろしいでしょうか?ご確認お願いいたします。

    初年度H24-10

    原動機4P10

    型式 TKG-FEB90です。

    • オートプラネット篠塚 がコメント

      2026年1月27日 11:50 PM

      オートプラネットの篠塚です。 ブログをご覧いただきお問い合わせありがとうございます。

      走行状況にもよりますが1,000kmで10Lのアドブルー消費は少し多いような気もします。これまでの4P10エンジンの事例でも、消費量が増加している車両ではAdBlue/NOx系の不具合が複合的に起きているケースが多く見られます。

      ご質問いただいた弊社の施工内容について、分かりやすく説明いたします。

      1. アドブルーおよびNOxセンサーの対応について 弊社の施工は、システムを物理的に取り除くのではなく、プログラムによってシステム自体を「休眠」させるイメージです。

      アドブルー: 噴射制御を止めてシステムを休眠させます。

      NOxセンサー: エラーと判定される数値を書き換え、反応しないように休眠させます。

      これにより、センサー故障によるチェックランプの点灯や、突然のエンジン始動不能(出力制限)といったストレスから解放されます。

      2. 車検の排ガス・黒煙検査について結論から申し上げますと車検の継続は可能です。 車検で行われる排ガス検査は主に「黒煙(PM)」の濃度を測定するものであり、NOx(窒素酸化物)の数値を細かくサンプリングする検査ではありません。これまでの施工実績でも、検査をクリアできなかった事例は一度もございませんのでご安心ください。

      3. 今後の運用について 「幅を持たせる」というよりは、プログラム上でエラー判定を事実上無効化します。アドブルーの補充や、高額なセンサー交換に悩まされることなく、4P10エンジンの本来の性能を維持したまま走行できるようになります。

      現状、走行に支障がないとのことですが、アドブルーの過剰消費はマフラー内部の結晶化(詰まり)を引き起こしたり、さらなるトラブルを招く恐れがあります。

      ご相談だけでも構いません。具体的な施工費用や日程など、お電話(048-798-2922)でも詳しくお伝えできますので、ご連絡いただければ幸いです。

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