


部品を交換すれば完治するのですが、欠品が続き修理が難しいことと、ポンプやヒーターの単体供給はされておらず、アドブルータンク本体ごとの交換になります。しかもお値段は249,400 円(税別)。これに工賃等の作業費用を含めると30万円位になってしまいます。
今後のNOx関連エラーのことも心配されており、お客様たっての強い希望でアドブルー撤廃とNOxセンサー鈍感化の作業を行うことになりました。
その他アドブルーNOx撤廃事例はこちらです。


以前も書いたかもしれませんが、念のためバックアップは2回取り、別の記憶媒体にも保存しています。なので何があっても元の状態に戻せますし、万一、静電気等でECUが破損してもクローンを作ることも可能です。このあたりの事については別の機会にお話ししたいと思います。





これでアドブルーは付いてなかったことになりましたし、NOxセンサーの鈍感化も完了していますので、今後は両方のエラーに悩まされることはありません。
今回の作業は修理とは言えないないので、賛否両論あると思います。部品の調達に時間がかかったり、チェックランプ点灯の裏に隠された重大エラーの事などを踏まえた調整作業となりますので、ご理解いただければ幸いです。ちなみにAMGはNOxセンサーは、そもそも付いていないんですよ。環境に配慮しながら整備の方向性を考えて参りたいと思います。
メルセデスベンツ以外でもBMWやフォルクスワーゲンなども対応可能な場合がありますので、NOxやアドブルーでお困りでしたらお問い合わせお待ちしております。
ご依頼ありがとうございました。
丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業にどうしても時間がかかってしまいます。
急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにも1~2週間程度のお時間をいただいております。
どうぞご協力お願いいたします。
● 初めての問い合わせで不安な方
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方
経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。
重ねてお伝えいたしますが、これを「修理です」とは言えない作業だと思っています。NOxセンサーにしてもAdBlue関連の部品にしてもかなり高額である上に、長期欠品が続く中で直したくても直せないトラブルになります。それをプログラムで少し「調整」してあげるというものです。
こんな状況下でチェックランプが付いたまま乗り続けることで怖いのが、点灯している原因や内容を把握しているけれど、他の重大なエラーを見逃してしまうことです。
敏感に反応する所を少し調整してあげることで、重大なトラブルが生じた際にはきちんとドライバーさんにお知らせしてくれるという、本来あるべき「エンジンチェックランプ」としての機能を取り戻す作業です。
こちらの作業を希望される方は、この内容をご理解いただければ幸いです。
参考データ・作業内容
メルセデスベンツ E220d (W213)
施工時走行距離: 192,800 キロ
<アドブルーシステムとNOxセンサーの故障対策プログラム>
・アドブルーシステム撤廃プログラムインストール
・NOxセンサー鈍感化プログラムインストール
アドブルーとNOxでお困りでしたらお問い合わせください。
故障トラブルでお困りの方へ
ご自宅・現地まで引き取りに伺います!!
当社で保険会社のロードサービスをご利用できるようになりました。
・ご利用は無料
・等級に影響なし
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・エンジンチェックランプ点灯
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・焦げ臭い
・変な音
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・エンジンがかからない
・変速ができない
・変速ショックが大きい
・動かすことができない
・なにかいつもと違う
など…
色々対応できます。
この様な場合、加入されている自動車保険の特約でレッカー搬送および納車が出来る場合がございます。まずはご連絡ください。
※加入されている保険の内容で変わりますので、
お手元に保険証券をご用意いただき、必ず事前にご相談ください。
お手元に保険証券をご用意いただき、必ず事前にご相談ください。
この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。