ECUについての勉強会に行ってまいりました。
近年の車はコンピューター制御となり、搭載されるコントロールユニットは50個~100個とも言われ、その枝を含めればかなりの数になります。パソコンのようにECUプログラムのアップデートも積極的にに行われるようになったり、新たな機能も追加されることもあります。
そんな未知の領域ブラックボックス(ECU)を知ることで、故障診断時に役立てたり、事故修理をする際に各ユニット制御の知識を深め、理解することができれば、今後の整備事業に大いに生かすことができます。
今回はその記念すべき第一回目。青森で2日間にわたって開催されました!
「はじめてのECU。学ばずに死ねるか!!」
強烈なタイトルです!
青森県自動車整備振興会
その舞台となるのは青森県自動車整備振興会。
講師はその分野では有名な坂本先生。
初日は基礎的なことから応用編まで、1日通してみっちりと教えこまれます(笑)
赤丸の方は吉田さん。後々お話して分かったのですが実はこの方も、とんでもない技術、知識を持ち合わせた社長様でした。輸入車整備をしている事業者の方でしたら知っているのでは?
診断機を使いそのデーターから値を読み取り、的確に修理を進める方法など、大変貴重な情報を惜しみなく共有してくださる坂本先生には感謝でいっぱいです。

その興奮冷めやらぬ中、久々にみんなで懇親会。
耳をすますと、どの席からも聞こえてくる内容といえば、車の整備や修理に関することばかり…こんな時にまで…いったいこの仲間は!?そうです。みんな変態の集まりなのです 笑
一夜明けた朝。ホテルから見える景色は青森港です。
2日目は実技講習。併設されている実習室をお借りして実際にその内容を学び取ります。
車両からECUの取り外し。
実際にECU内部のデータを読み出してバックアップ。

読み出したデータ元に編集。
編集したデータに書き換えて、テスト走行。明らかにレーシング時の音も甲高くなり、目に見えて効果は体感できます。
第一回目となるECU勉強会の主な内容は診断時の活用方法からチューニングなど多岐にわたり知識を深めることができました。
総勢30名近くの仲間で記念写真。
惜しみない資料や技術情報を提供してくださった坂本先生、現地での準備をしてくれた須藤ヂャイアント商会の須藤社長、構成や企画を考えてくれたフリークの野間社長、場所を提供してくれた青森自動車整備振興会の方、その他見えないところで準備をしてくれた方のおかげです!
ありがとうございました。